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ひまわり
2児の母、作業療法士、保育士、FP3級、
2006年に作業療法士の国家試験に合格。
さまざまな分野を経験。
先輩に無視されたり、その職場の不明ルールに作業療法士という職業に愕然とする。
一度作業療法士から退いたものの、やっぱり作業療法士の仕事は魅力がある!作業療法士の仕事に復職する。
正社員、時短、非常勤など、さまざまな勤務形態を経験。
自分に合った職場や働き方で、my QOLを高めて行きましょう!

【作業療法士の給料】介護系の給料が高いって本当?現役OTが大公開

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今まで2回の転職経験がある「ひまわり」です。

他の記事でも、介護系の職場の給与の方が病院などの医療系に比べ、高い傾向があると話してきましたが、

ひまわり

実際のところどうなの?

作業療法士ってどのくらい昇給するの?

ぶっちゃけ金額はいくらぐらい?

と気になる方も多いと思います。

今回は、実際に病院勤務時代と通所リハビリテーション勤務時代の給与明細を公開します。

結論から話すと、やはり介護系の職場の方が給与は高いんです。

そして、医療系や介護系、どちらを選んだとしても、作業療法士の昇給は雀の涙程度。

ひまわり

悲しい現実…。

なので、給料を高くしたいなら、断然介護系の職場に就職することをおすすめします。

実際いくらぐらいなのか、ぜひチェックしてみてくださいね!

この記事は、こんな方におすすめ
  • 作業療法士の給与が気になる方
  • 介護系の作業療法士の給与を知りたい方
  • 医療系の作業療法士の給与を知りたい方

転職を考えている方は、こちらの記事もどうぞ!

目次

現役作業療法士が給与公開!

1年目の新人、病院勤務時の給与明細はこちら!

作業療法士の2ヶ月目

基本給:161,400円
調整給:2,800円
職務手当:28,000円
通勤手当:10,000円
総支給額:202,200円

<控除>
健康保健:8,200円
厚生年金保険:10,188円
厚生労年金基金:4,100円
雇用保険:1,618円
所得税:6,380円
交友会費:1,000円
控除合計額:31,486円

差引支給額:170,714円

1年目の病院勤務時代の2ヶ月目、つまり5月の給与です。

田舎なので、地域全体的に安めの賃金です。

ひまわり

それにしても寂しい給与。

実家暮らしだったので,やっていけましたが,一人暮らしではなかなか厳しい金額。

当時、祖父の年金の方が高く、しょんぼりした記憶があります。

まじまじと給与明細を見てみると、職務手当がプラスされて給与アップと喜びがちですが、これには裏があるのです。

もちろん、作業療法士という資格を持っていることで、職務手当がプラスされることは喜ばしいことなんですが、実は、職務手当は、賞与の計算には含まれないんです。

ひまわり

ガーン。知った時は、ショックが大きかった。

賞与は、一般的に「基本給×○ヶ月分」という計算で算出している職場が多いのです。

ひまわり

賞与対策で、あえてこの支給方法?

でも、何ももらえないよりは職務手当でももらえるのは嬉しいですね。

3年目、ほとんど上がらない病院勤務給与はこちら!

作業療法士3年目の給与

基本給:166,900円
調整給:2,900円
職務手当:28,000円
通勤手当:10,000円
時間外手当:9,005円
総支給額:219,505円

<控除>
健康保健:9,020円
厚生年金保険:11,986円
厚生労年金基金:4,510円
雇用保険:1,317円
所得税:4,040円
住民税:6,000円
交友会費:1,000円
控除合計額:37,873円

差引支給額:181,632円

基本給は、166,900円ー161400円=5,500円

2年経過して、5,500円しか昇給しなかった。

経験年数が増えても、昇給のスピードが速くなるわけでもないようだし。

ひまわり

これは、なかなか給与が増えないわけだ!

通所リハビリテーション勤務時の明細はこちら!

通所リハビリテーションの給与
  • 交友会費が特徴的な名前なので、変更しました。

基本給:187,000円
調整給:35,000円
通勤手当:6,500円
総支給額:228,500円

<控除>
健康保健:9,020円
厚生年金保険:16,885円
雇用保険:914円
所得税:4,500円
交友会費:2,000円
駐車場料:1,500円
控除合計額:34,819円

差引支給額:193,681円

ちなみに、経験年数3年目です。

基本給が同じ地域で、20,000円ほど高くなります。

先程も話しましたが、基本給が高いということは、年収に大きく影響します。

基本給が1ヶ月20,000円高いということは、×12ヶ月で240,000円上がります。

そのほか、賞与にて夏のボーナスが例えば基本給×2.5ヶ月で50,000円、冬のボーナスで基本給×3.5ヶ月で70,000円上がります。

年収とすると、

240,000円+50,000円+70,000円=360,000円

1年間で36万円上がるのは、大きいですよね!

ひまわり

同じ勤務時間で、36万円アップは、嬉しかったです。

勤務地域や需要によっても、給与に変動あり

勤務地域や需要によっても、給与に変動あり

私が住んでいるところが、かなりの田舎だったので、地域全体的に安い賃金でしたが、都会ではもう少し給与が高くなると思います。

また、領域によって人手が足りず、需要が高い地域では、給与が高いです。

ちなみに、通所リハビリテーションの職場では、人手の足りなさから、面接の際に調整手当を引き上げてもらいました

ひまわり

需要次第では、こんな交渉をすることもできます。

作業療法士が確実に給与を上げる方法

作業療法士が給与を上げる方法

資格を取得しても、給与は変わらない

私は、作業療法士として就職してから

  • 住環境コーディネーター2級
  • 保育士
  • 認知症ケア専門士

を取得しましたが、全く給料が上がりませんでした。

夫も認定理学療法士や呼吸療法認定士を取得しましたが、こちらも全く給料は変わらず。

作業療法士や理学療法士が資格を取得するのは、スキルアップをしたり、自分に自信をつけたりするためだけのもの。

資格を取得したからといって、給与が上がることを期待するのは、辞めましょう。

給与を上げるためには、転職が確実!

給与を上げるためには、転職が確実!

資格を取得しても、給与は上がらない。

確実に手っ取り早く、給与を上げるには、転職が確実です。

私の例をとれば、2年間で5,500円程しか昇給しない職場にいるより、転職すればあっという間に給料は年間36万円アップしますよ!

転職に興味がある方は、こちらの記事もどうぞ!

まとめ

実際に見てもらった通り、作業療法士は全く昇給しない職業です。

そのため、給料を上げたい時は、断然転職がおすすめです!

ただし、地域によって金額は異なりますので、転職エージェントやハローワークなどで、勤めたい地域の求人情報を確認してみてくださいね。

おすすめの転職エージェントは、こちら!

【PTOT人材バンク】

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