職務経歴書は、自由に作成できる分どんな内容を記載したら良いか悩みますよね。
・そもそも職務経歴書の書き方が分からない
・職務経歴書の内容が決まらない
・職務経歴書で第一印象を良くしたい!
今回は、職務経歴書の書き方について、それぞれの項目を細かく説明していきたいと思います。各項目ごとに例文も載せているので、すぐに使うことが出来ますよ!
この記事を読めば、職務経歴書を簡単に書くことができ、応募先にしっかりとアピールできますよ!
ぜひ、参考に職務経歴書を作成してみてくださいね。
- 職務経歴書を実際にどう書くか悩んでいる方
- そもそも職務経歴書がどういうものか知りたい方
- これから応募書類を準備しようとしている方
すぐに各項目を見たい方は、こちら!
その前に、職務経歴書を書く際の4つの重要ポイントを把握しておきたい方は、こちらの記事をご覧ください。
また、一人で職務経歴書を作成するのは心配、直接自分の職務経歴書を添削してほしいという方は、転職エージェントを利用することがおすすめ!
\無料で履歴書や職務経歴書を添削/
職務経歴書の準備と基本ルール
職務経歴書を作成する際、パソコンと手書きのどちらで書いた方が良いか悩むところですが、職務経歴書はパソコンで書く方がおすすめです。
履歴書は手書きで書くことで、温かみや人間性を伝え、職務経歴書はパソコンで作成することで、パソコンスキルを披露することができます。
パソコンで作成することで、簡単に修正することができ、記録としても残るので、とても効率的です。
他に、職務経歴書を作成する基本的なルールとして、
- 「である・だ」「です・ます」の統一
- 見出しや箇条書きを使う
- 列を揃える など
があります。
職務経歴書は、基本的に一目で見やすいように作成するようにしましょう。
そのため、A4で1〜2枚の範囲で、見出しや箇条書きを利用して簡潔にまとめ、列を揃えるなど読みやすいようにすることがおすすめです。
A4で1〜2枚と言われても、各項目の配分が難しいですよね。
では、ここから実際に各項目について、具体的に説明していきます。
職務経歴書の職務要約で心をつかもう!
職務要約は、最初に読む部分です。
そのため、職歴要約で心を掴むと、第一印象が良くなり、その後も好印象で読み進めてもらいやすいです。
職務要約は、大体100〜250文字の3〜4行に要点をまとめると読みやすいでしょう。
書き方としては、
- 「編年体式」:時経歴にまとめる
- 「逆時系列式」:直近の勤務先から記入する
- 「キャリア式」:業務や職種ごとにまとめる
の3種類があります。
その中で、おすすめの書き方は「逆時系列式(最近の勤務経歴より書く)」です。
今までの経歴の中で、転職先が一番興味がある部分は、つい最近どんな仕事をしていたのかということです。
直近の勤務スキルは、確実に現在も活用できるの部分なので、転職先も気になるところですね!
転職先は、直近の勤務から追って昔はどんな仕事をしていたのか、参考程度に把握していきます。
例文としては、こんな感じです。
現在、地域に根ざした訪問看護ステーションの仕事をしています。利用者様の実際の生活空間に伺い、リハビリを行うため、より実践的なリハビリを心がけております。以前は、通所リハビリテーションや回復期病棟の病院にも勤務しており、医療保険分野や介護保険分野の両面を経験してきております。
1つの職場にしか務めたことがない方は、こんな例文も良いと思います。
リハビリテーションの学校を卒業後、難病疾患中心の地域病院に勤めております。実際に生活の練習をするリハビリ以外に、意思伝達装置のスイッチ操作の設定やベッド臥床時や車椅子乗車時のポジショニングなど、環境調整にも関わっております。難病や意思伝達装置などの研修会にも積極的に参加してきました。
基本的に、自分が力を入れてきたことや経歴から自分のアピールポイントを書きます。
さまざまな職種に就いたことがある方は、作業療法士の仕事に関連した仕事のみ記載します。
職務経歴にて自分の頑張りを記す
- 働いた場所
- 病床数
- リハビリ職員の人数
- 勤務期間
- 雇用形態
- 業務内容
を記載します。
わからない部分は、しっかりと調べ、間違いのないように記載しましょう。
「業務内容」は、実際どんな仕事をしてきたのかという内容とともに、仕事を通してどんな知識や経験を得たのか簡潔にまとめます。
箇条書きを利用することで、読みやすくなります。
退職理由については、ここで記載するかどうかは、個人の判断で決めて良いでしょう。説明しやすい退職理由なら、記載しておくと相手も分かりやすいです。
応募先の職場に絡めて記載し、話題にするのも良いですね。
しかし、説明しにくい退職理由である場合、敢えて記載はせず、面接などで聞かれた際に答えられるよう、プラスの言葉に変換しておきましょう。
その他にも、自分はどんなことに興味を持ち、研修などを受けてきたのか、仕事を工夫してきたのかを書くのも良いでしょう。
平成〇〇年〇月〜平成〇〇年〇月 医療法人 〇〇病院 (〇〇県〇〇市) |
回復期病棟:病床数 〇〇〇床 作業療法士:〇〇名 |
雇用形態:正職員 |
業務内容: ・入院から退院までのリハビリテーション業務 ・退院前訪問などにより、住宅改修や住環境の調整などもアドバイスする ・院内のリスクマネジメント委員となり、リハビリテーション科の研修なども実施 |
平成〇〇年〇月〜平成〇〇年〇月 医療法人 〇〇クリニック 通所リハビリテーション (〇〇県〇〇市) |
利用者数:〇〇人 作業療法士:〇〇名(理学療法士〇〇名) |
雇用形態:正社員(平成〇〇年〇月に出産し、平成〇〇年〇月より時短勤務にて6時間勤務) |
業務内容: ・ケアプランに合わせ、生活に基づいたリハビリテーションを実施 ・短期集中(個別)リハビリテーションや集団でのリハビリテーション業務 ・自宅で利用者自身ができる運動メニューの提案 |
平成〇〇年〇月〜平成〇〇年〇月 株式会社 訪問看護ステーション〇〇(〇〇県〇〇市) |
利用者数:〇〇人 作業療法士:〇〇名(理学療法士〇〇名) |
雇用形態:非常勤職員 |
業務内容: ・実戦的な生活のリハビリテーション ・難病疾患を担当することも多く、病気の進行に伴い、身体の変化に合わせた生活動作のアドバイス ・ご家族への介助方法の指導 ・サービス担当者会議や新規契約なども多く参加 ・研修会は地域のものから、日本訪問リハビリテーション協会の研修などにも多く参加してきている |
職務経歴書の資格取得等は、しっかり調べて記載しよう
保有している資格は、正式名称とともに、資格取得年月も記載します。
正式名称や取得年月があやふやな資格は、しっかり確認して記載しましょう。
資格の種類は、自動車運転免許証なども訪問看護ステーションや通所リハビリテーションなどで有利になるので、積極的に記載しましょう。
その他、民間の資格も次の職場に関連しそうな物であれば、どんどん記載します。
記載方法は、表を利用して記載し、時系列順で行うと読みやすいでしょう。
保有資格 | 資格取得年月 |
普通自動車第一種免許 | 平成〇〇年〇月 |
作業療法士免許 | 平成〇〇年〇月 |
福祉住環境コーディネーター2級 | 平成〇〇年〇月 |
保育士資格 | 平成〇〇年〇月 |
認知症ケア専門士 | 令和〇〇年〇月 |
資格取得年を記載する際は、西暦か和暦どちらかに統一しましょう。
西暦、和暦はどちらでも良いですが、できれば履歴書と統一した方が、見やすいです。
職務経歴書の要となる自己PRで熱意を伝えよう
職務経歴書では、履歴書よりもしっかりと自己PRできるスペースがあります。
そのため、ここでは
- 自分の経歴
- 実績
- スキル
などを具体的に分かりやすいように記入します。
書く量としては、5行前後とし、応募先に活かせる経験やスキルを特にアピールできると良いでしょう。
転職後どのように働きたいかなど、熱意あるキャリアプランを加えて記載できるとさらに良いですね!
私は、回復期病棟に3年間勤務し、患者様やご家族とのコミュニケーションを大切に、退院後の生活をイメージしてリハビリテーションを実施してきました。そのため、在宅復帰率も比較的高い状況でした。
今までは、在宅復帰を見据えたリハビリテーションを実施してきましたが、今後は実際に在宅で生活している方に対して、実践的なリハビリテーションを提供したいと考えております。自助具などの作成も得意としており、利用者様に合わせたリハビリテーションを提供すべく、精一杯努力して参ります。
私は、作業療法士として急性期病棟にて、患者様のバイタル管理やリスク管理など、広い視野の中でリハビリテーションを実施することを学びました。また、ご本人やご家族、先輩方や同僚、他職種ともコミュニケーションを意識し、ご本人の目標達成に向け尽力してきました。
貴院でも、コミュニケーションを大切にしながら、患者様のゴールに合わせたリハビリテーションを提供すべく、自己研鑽や多くの方からの意見を取り入れながら幅広い知識を得ながら、精一杯努力して参ります。
私は、今まで作業療法士として、利用者様に寄り添うリハビリテーションを心がけてきました。現在の職場では、認知症を患っている方が多いため、認知症ケア専門士の資格を取得し、実際の生活の工夫や介助者へのアドバイスなどを実施してきました。また、他の分野の研修会へも多く参加しており、最新医療の情報も積極的に得ながらリハビリテーションの提供に生かしております。
私は、さまざまなことへ好奇心旺盛な性格であるため、新たな環境へも馴染みやすく、今後も意欲的に同僚や利用者様より学ぶ姿勢で、精進していきたいと考えております。
まとめ
職務経歴書を作成する際の基本的なルールは、こちらです。
- パソコンで作成することがおすすめ
- 「である・だ」「です・ます」を統一する
- 見出しや箇条書きを使う
- 列を揃える
- A4の1〜2枚にまとめ、見出しや箇条書きを使用すると、読みやすい
このルールを基盤に、それぞれの項目を書き進めていきましょう。
【それぞれの項目の書き方】
<職務要約>
大体100〜250文字の3〜4行に要点をまとめると読みやすい。
おすすめの書き方は、「逆時系列式」。
<職務経歴>
- 働いた場所
- 病床数
- リハビリの職員の人数
- 勤務期間
- 雇用形態
- 業務内容
<業務内容>
実際どんな仕事をしてきたのかという内容とともに、仕事を通してどんな知識や経験を得たのか簡潔にまとめる。
<資格取得等>
保有している資格は、正式名称とともに、資格取得年月も記載する。
記載方法は、表を利用して記載し、時系列順で行うと読みやすい。
<自己PR>
5行前後で熱意を伝えられるとよい。
- 自分の経歴
- 実績
- スキル
- キャリアプラン(転職後どのように働きたいか)
もう一度記事を見返したい方は、こちら
ぜひ、この記事を参考に、職務経歴書をさっそく作成していきましょう!
面接前や、面接時に職務経歴書からまずは良い第一印象を持ってもらえると良いですね。
一人で職務経歴書を作成するのは心配、直接自分の職務経歴書を添削してほしいという方は、転職エージェントを利用することがおすすめ!
求人情報の提供、転職の面接調整、履歴書や職務経歴書の添削、就職後のフォローまでを、なんと無料でしてくれるので、使ってみない手はないですよね!
全国の求人を掲載している転職エージェントです。
東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、大阪府、兵庫県に特化した転職エージェントです。
【マイコメディカル】
求人の範囲は、東京都・神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、奈良県、京都府、大阪県、兵庫県、和歌山県、滋賀県、広島県、岡山県
と広範囲で、求人を掲載している。
東京都、神奈川県に特化した転職エージェント
登録から利用まで、全て無料なので、ぜひ利用してみてくださいね!
コメント